皮脳同根

今日は岩国YMCA国際医療福祉専門学校でアロマテラピーの授業を行いました
解剖生理学は「皮膚」と「胚葉の分化」
 
受精後、胚葉形成では外胚葉、中胚葉、内胚葉という 3 種の細胞分化が起こります。
外胚葉からは中枢神経(脳・脊髄)・表皮・末梢神経が出来上がっていきます
 
脳と表皮が同じ外肺葉から出来上がっていくことから脳と皮膚は根源が同じ「皮脳同根」
皮膚をマッサージすることは脳をマッサージすることと同じと言え、心地良いタッチングは心の安定に繋がります
 
アロマテラピーマッサージは「香り」が記憶とも結びつき、自律神経にも働きかけるため、一層 心と体の安定に役立ちます
 
介護福祉士になったとき、これらを知っておいてもらいたいと授業に組み込んでいます
 
生徒さん達には自分の好きな精油をブレンドして相モデルでハンドマッサージをしてもらいました
 
相手を思う気持ち、触れられることの安心感、皮膚と脳は関連していることを実感してくれたようです